名二環の料金が1.5倍以上になる未来

交通

名二環はNEXCO中日本が管理している名古屋市外周部に建設された環状道路です。
2020年度中に名古屋西JCT~飛島JCTが開通する予定となっています。

現在の料金は均一料金制であり、基本的にどのICで降りても料金は変わりません。

しかし、この料金制度が名古屋西JCT~飛島JCTの開通に合わせ対距離料金制に変更されます。これにより通行料金が1.5倍以上増加する可能性があります。

それでは具体的に料金はいくらになるのか、いつ対距離料金制に変わるのか、そもそも対距離料金制とは何かについて、みていきたいと思います。

対距離料金制変更後の料金

距離現在変更後
0~30km未満510円260~770円
30~45km未満620円770~930円
45km以上730円930~1100円
※上記の表は普通車の料金

現在、走行距離30kmまでは一律で510円の料金が掛かっていましたが、
変更後、名二環を30km(上社~名古屋西くらい)走ると770円掛かります!

もし現行料金よりもお得に高速道路を利用したい場合は、11km未満(上社~楠くらい)の走行距離であれば、現在と同等以下の金額で利用できます。

逆にそれ以上走行するのであれば、料金は上がると考えていいでしょう。

また非ETC車の場合は、入口ICから利用できる最大距離の料金が適用されますのでご注意ください。

参考

新料金計算式です。
普通車(150+29.52×距離(km))×1.1
大型車(150+48.708×距離(km))×1.1

例:普通車で有松~大治南(38km)利用の場合
現行料金→620円
新料金→(150+29.52×38)×1.1=1340円1100円
※激変緩和措置として最大料金が決められているので料金は1100円となります。

いつ対距離制になるのか

2020年度中に予定されている名二環の全面開通に合わせて新料金に移行するとされています。
ただ国交省やNEXCOより具体的な日時までは公表されていません。

おそらく2021年の3月くらいになると思います。

対距離料金制と均一料金制の違い

対距離料金制、均一料金制と言われてもピンとこないと思いますが、出口に料金所がある場合は、対距離料金制の道路で、料金所が無い場合は、均一料金制の道路と考えてもらって問題ありません。

対距離料金制とは

対距離料金制とは、走行距離に対して課金する可変額部分と、
利用1回あたりの固定額(ターミナルチャージ)からなる料金体系のことです。
東名高速道路や名神高速道路といった多くの有料高速道路で採用されています。

均一料金制とは

均一料金制では、○○km~○○kmは500円、のように一定の走行距離で料金を決めています。
首都高速や名古屋高速、名二環で採用されており、都市高速では一般的な料金体系です。

メリット・デメリット

対距離料金制均一料金制
メリット利用距離に応じた負担のため、
 公平である
・出口料金所を設ける必要が無いため、
 維持管理がし易い
・出口渋滞が起きづらい
・大きな料金所を必要としないため、
 都市のような狭い空間でも利用できる
デメリット・出入口に料金所が必要で、より多くの
 設置費や維持管理費が掛かる
・料金所渋滞が起きる可能性が高まる
・利用料金が把握しづらい
短い距離で利用した場合、
 不公平感がある
・非ETCの場合、最大距離料金を
 払う必要がある

対距離料金制と均一料金制で、さまざまなメリット・デメリットがありますが、利用者の不公平感を無くし、高速道路の利用を促進したいという思いがあるのでしょう。

最後に

2020年度中に名二環が対距離料金制へと移行しますが、利用者としてのメリットがあまりにも少ないように感じました。

料金体系は複雑で分かりづらく、名二環を短距離で利用することはほとんどないため、支払う料金はおそらく上がるでしょう。
だって短い距離なら併設する302号を使うし...

なんにしても、国やNEXCOからしっかりとした説明が無いと非難殺到でしょう。

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